MODE,inc ブランディング
MODE社はシリコンバレーのIoTベンチャー企業。
日本での事業拡大とプレゼンス強化のため、ブランディングアドバイザーとしてさまざまに支援。
実デザインを行うとともに、コピーなどの言語化や、日本向けCIのリファインなども行う。
CIガイドラインの整理
アメリカ法人のため、日本むけのCI規程がなく、日本語書体や日本の印刷物規程などにも対応していなかったので、整理してまとめた。
日本向けコピーなどの開発
イベント出展が決まっていたため、タイラインなどを整理してまとめる前に、暫定でコピーや企画などを考え、実装。
展示会出展のアートディレクションとデザイン
出展が決まっており、取り急ぎ、ブースのコンセプトとトーンアンドマナーを企画しまとめる。
壁面へのコピーワークの配置、予算を意識しながらじゅう器の選択なども。
他のイベント出展などでもいろいろなものが使いまわせるように、可動式のインテリアや、パネル流用などさまざまに工夫を。
上がデザイン案。下が実際のブース。
天井やお金のかかる造作を省き、壁面とパネル、インテリア備品の組み合わせで処理。
色味などの工夫でシリコンバレーの会社であることを印象付け、同時に日本語のコピーコミュニケーションで、リード(来場者)を増やす。
グッズ企画による宣伝効果の拡大
イベントで配布するグッズも効果的に工夫。
大型のバッグを配布
来場者が会場で各社のパンフなどをこのバッグに収納しすくする。このMODEロゴ付きバッグを来場者が持ち歩くことで宣伝効果を狙う。MODE社の認知を拡大、国内有名企業と同等のようにイメージさせる。露出を最大化。
うまい棒を使ったコミュニケーション
単価の安いお菓子 うまい棒に、格安チラシ印刷したラベルを手張りした。
通路を通る来場者をブースへ誘導するきっかけとして大きく貢献。
単価11円という破格のグッズにコピーのアイデアを加味することで、驚異的なリード獲得につながる。
また、チラシをうまい棒に手張りするというマニュファクチュアにしたのは、作業を社員で行うことでイベントへの参加度を増し、インナーコミュニケーション活性に活用する副次的なねらいも。
この展示でのリード獲得数(見込み顧客の連絡先の獲得数)は、当初目標数を初日で達成。過去最速最大となった。
コンセプトとデザインは別展示でも応用・展開
この展示の成功をもとに、他の展示出展にも展開する。
各部材の流用やデザインの踏襲、オペレーションの規則化なども。
クリエイティブディレクションに基づいた各種デザイン
ブースデザインなど、実際のさまざまなクリエイティブに落とし込む過程で、コピーワークやタイラインを開発。
企業理念などを意識しながらからブランドコンセプトを整理。国内向けのブランド方針を探って整理していく。
また、表現や色の整理と統一を行い、日本語のCIも整理していった。
5周年記念Tシャツ
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